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★産婦人科:チェックポイントあれこれ★2001.11.04

■産婦人科:何をもって良い病院というのでしょう?■


★チェックポイントあれこれ

ひところから較べると、産婦人科情報も多くなってきました。それでも、私にとっての良い産婦人科病院ってなんだろう?って、迷うことも多いし、案外わからないことだらけではありませんか。

逆に、『こういう病院が良いんだ』と思っていても、住んでいる場所によって、選択肢が限られてくる。理想と現実の間で、悩むことになります。

今回は、産婦人科のいろいろなチェックポイントをあげて、産婦人科選択の際の参考にしていただこうと企画しました。2001.10.31現在の考え方です。


いろいろな分娩方法がありますが出産時の不安や恐怖心をとりさり、リラックスして安全に出産を迎えようという姿勢はかわりません。


■1.精神的コントロール法と無痛分娩■


○ラマーズ法とソフロロジー式分娩

イメージトレーニング、呼吸法等により、妊娠中から、陣痛の痛みを出産に必要なことと肯定的にとらえる訓練をする。ヨガによる呼吸法など様々な方法が開発されているようです。リラックスした状態を精神的に作り出すことが目的。お産を自然な事ととらえ、出産する立場をとる。
 
日本では、こちらの方が圧倒的に多いです。

この方法の問題点は、肉体的不適応(骨盤が平板)がある人の場合、長時間の分娩を、余儀なくされることでしょうか。『がんばりましょう』では、かなり、つらい人がでるのも確か。又、特別に訓練する必要があり、それだけ、不確定な要素があることになります。この他にも、さまざまな分娩法が工夫されているようです。
 
日本ソフロロジー法研究会

ラマーズ法研究会主宰 林産婦人科


○無痛(和痛)分娩

こちらは、硬膜外麻酔により、陣痛の痛みをコントロールし、リラックスした状態を作り出す方法。無痛といっても痛みはあります。ハイリスク妊娠のため確かな技術力を要求されます。推薦するのに、困る所以です。次の項目と密接に関係するのですが、こちらの方が お産の時間も短く、母親、赤ちゃんとも疲れが少ないといえます。

難産対策にされるくらいですから、普通の人が行えば、疲れが少ないのは当然のことです。この事は、非常に重要なことだと考えるようになりました。

出産直後からの母子コミュニケーション、母乳育児導入へとスムーズに流れるには、母子ともに元気でなければ、ならないからです。この出産直後の母子関係を、母子ハネムーンと たとえた本がありました。元気な母子で、なければ母子同室も意味がありませんよね。

いわゆる自然分娩では、母親が疲れ果て、母子別室を希望する人も多いと思います。実際、病院によっては、分娩後は、何日かあずかり、それから母子同室へと徐々に移行していく所も多いようです。母子別室で、休めてよかったというお母さんの声も、よく聞きます。これも、長時間の出産でお母さんが疲れてしまうからです。


残念なことに、無痛分娩を 難産対策としている病院(大きな)が多いことです。母子共に、疲れないお産をどう実現するか。もっと、真剣に考えられて良いように思います。無痛分娩に対応できる病院が少ないことも原因だと思います。


--ARAから
A『 私がお産の日,6〜7人が陣痛室に待機していたが,部屋のほとんどの人が,和痛か無痛だった。のたうちまわって大騒ぎしていたのは私だけ,後の人はけっこうおとなしく陣痛を迎えていたのでやっぱり無痛にしようかなと何度も思ったくらい。
以前からきいていたのは,陣痛中に,「無痛にしたい」と言えばすぐ対応してくれるとのこと。私はしなかったけど,柔軟な対応はありがたいと思う。和痛は結構痛がっている人もいたけど,無痛の人はしばらく朦朧とはするが,よかったとあとで話していた。』

B『ここで出産する方の90%が無痛分娩です。無痛分娩を選んだ場合は計画出産になりますが、自然分娩も選べますし途中からの切り替えにも対応してくれます。』

結構途中からの切り替えに対応してるみたいですね。


■まだまだあるその他のチェックポイント■


2.母乳育児
殆どの病院がこの方針だと思います。ですから、この場合は実績がどうなのかということです。母乳育児がスムーズにいく病院は、やはり、豊かな母子関係を作る能力が高い証明でもあります。なかなか情報がとれないのですが・・・


3.母子別室と同室

いろいろな場合が考えられます。基本的には、母親の状態が どう言う状態が多いのかによって、決められているのでは と思います。自然分娩で産めば、いかにコントロールがうまくいっても、お産にかかる時間は長いですし、疲労もそれにつれ、大きくなります。母子同室を取り入れているところが増えてはいますが、難産では お母さんに子供の世話をやく余裕も生まれないでしょう。

その場合、母親の体力の回復をはかりながらですから、別室とか夜だけ別室という形になるのではないでしょうか。前述のように、同室にしても、2日目からとか3日目から徐々に母子同室に移行していく医院が少なくありません。


私見としては、無痛分娩で母子同室、母乳保育が理想だと思っています。前述のように、無痛を行う大病院では、難産対策の側面がつよいですし、母子別室の病院が多いですね。安全に力点が置かれるのは、現状ではやむえない気がします。

母子同室中は児が欲しがるときに欲しがるだけ直接母乳を与えられる自律授乳法を実施することができる利点があります。それに、赤ちゃんは、未完成で産まれてきます。お母さんの腕で抱かれているのは、なにより、安心できることに違いありません。


4.ハイリスク分娩について

高年初産婦・肥満妊婦、多胎分娩、早産、合併症(心臓病・喘息など)などの方は、総合病院を選択しましょう。無痛分娩に実績のある病院がお勧め。無痛分娩により、帝王切開の比率が少なくなったと あるサイトにありました。この傾向は、一般的にいえるようです。


5.緊急時の対応

大抵の産婦人科医院は、提携している病院があるものです。総合病院のそばの産婦人科など安心かもしれません。地域の基幹病院と連携している場合が殆ど。


6.立会い出産

相談のうえ、対応する施設がふえています。両親学級の受講が条件のところが多いようです。夫婦の合意が大事。夫の中にはショックを受ける人もいるので、なんでも、立会うべきだとはいえません。基本的には、生後6ヶ月くらいまでは、母子関係が中心なのですから。


7.料金について

料金は、大体32万円〜60万円の間だと思います。助産院は、32万円くらい、総合病院で35万円位のところも結構多く見受けられます。普通の場合は35万円〜50万円位の間におさまるようです。普通では、そんなに大きな開きはないと思っていたのですが、しらべてみますと、倍の開きがあるので、これでは、よく確かめておかなくては、いけませんね。

--ARAから
A『そして、今の時代にふさわしくとってもリーズナブルです。妊婦検診も良く見てくれるのに、都立病院よりやすい。(分娩費も!)』普通の産婦人科のコメント。

B『値段も私は大部屋(3人)だったのもありますが、とってもリーズナブル』
C『分娩費用は40〜50万ぐらい。』
D『エコーも3Dがありました。出産時夜中でもし帝王切開になっても手早く3人の医師がやってくれるそうです。検診代もすごくお手軽な料金でビックリでした。
(東京の病院の時の半額でした。私の場合)』・・その位の実感がある場合も
 あるかも。


8.食事について
注目度のたかいポイント。

--ARAから
A.『食事は最高でしたよ』
B.『入院のとき、病院でほとんど用意されているので身一つで入院でき、食事もおいしい』
C.『きれいだし、食事もおいしい』
D.『 御飯もホテル並』

子連れ入院
預けるところの無い方には、切実。一般的に料金は高いそうですけど、LDR(そのまま分娩室になる)のあるところなどは、家族での泊まりこみがOKの場合が殆ど。なかには、医院により 安い料金の医院もあるみたいです。

9.その他のチェックポイント

○スタッフの構成、人数(医師、助産婦、看護婦)○年間出産件数 ○分娩体位○マタニティビクス、マタニティヨガなどの指導 ○栄養指導 ○小児科の有無 ○施設の規模


【参考記事】
赤ちゃんにやさしい病院(ユニセフ)にて出産のポリシーが出ています。是非参考にしてください。
○産婦人科によって違う出産に対するポリシー
 http://www.mscn.net/ara/ara16.htm
○無痛分娩で WEB 検索は(1)
  http://www.mscn.net/ara/ara31.htm