ASOH!の手引き1

裏技を使った役員変更手続き

定時株主総会議事録

平成10年5月25日午前10時10分より、当会社本店会議室
において定時株主総会を開催した。
議決権のある株主総数 1名
議決権のある発行済株式総数 200株
出席株主数(委任状による者を含む)
この議決権のある持株総数 200株
以上の通り株主の出席があったので、定款により代表取締役社長 新井 信吾 は、議長席につき定時総会は適法に成立したので、閉会する旨を宣し、ただちに議事に入った。

第一号議案 当期営業報告書並びに決算報告書承認の件

議長は、当期(自平成9年4月1日至平成10年3月31日)における会社の状況を営業報告書により詳細に報告をした。ついで、議長は、別紙決算書の通り当期決算に関する書報告をなし、なお下記の書類につき、その承認を求めた。

  1. 貸借対照表

  2. 損益計算書

  3. 利益金処分案


監査役は、上記の書類を、綿密に調査したところ、いずれも正確、適法かつ妥当である事を認めた旨を報告した。


第2号議案 取締役の任期満了による改選に関する件

選任方法をはかったところ、出席株主中から議長の指名に一任したいとの発言があり、一同これを承認したので、議長は下記の者をそれぞれ指名しそれらの者に付きその可否を議場に図ったところ、満場一致を持ってこれを承認可決した。

取締役 新井 信吾 取締役 平沢 浩市
取締役久保田 基 取締役 星野 雄二

なお、被選任者は、いずれもその就任を承諾した。

第3号議案 監査役辞任につき改選の件

議長は、監査役 金子 伸一は、平成10年5月25日に
辞任するので、その改選の必要がある旨を述べ、その選任方法を図ったところ、出席株主中から議長に指名に一任したいとの発言があり、一同これを承認したので、議長は下記の者を指名しその者につきその可否を議場にはかったところ、満場一致をもってこれを承認可決した。


議長は以上をもって本日の議事を終了した旨を述べ
午前10時30分閉会した。
以上の決議を明確にするため、この議事録を作り、議長および出席取締役がこれに記名押印する。
平成10年5月25日
株式会社 アリス 株主総会

議長 代表取締役 新井 信吾
出席取締役 平沢 浩市
出席取締役 沼田 寛次
出席取締役 久保田 基

上記のようにやると殆ど毎年のように役員変更登記をするようになって煩雑なため、裏技として、下記のような手続きを行う事もできる。本来の法的根拠を尊重しない方法論であるので、どこの本にも載っていないが、やっている人はやっている実践型の方法論である。これによって、監査役のみの変更登記を省略する事ができる。

  1. 取締役員任期満了による全員重任
  2. 監査役辞任による役員変更・・・任期3年でまだ1年の任期があるが、形式上2年目で辞任して、又就任したことにする。

これによって、一度の申請で済ます事ができる。監査役の辞任届は、総会議事録でその旨表記しておけば、不要なので特に面倒な事はない。

注意)但し、監査役の了解を得ておかないと、トラブルになる事もあるので注意。

変更登記申請書 取締役会議事録