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タイトル | ■なぜ、重なる医療過誤。事態はいっそう深刻に |
内容 | P>原因は今の医療体制に深く関わった問題です。まず、解決できないと予想されます。私の関心は、患者はどうすればいいのか、にあります。とても、綺麗事は言えません。 私達は、担当医がいないときの、リスクを覚悟する必要がありそうです。何か、調べていきますと、深刻な事態にぶつかります。大きく体制が変化していくときなのでしょう。”覚悟”がARA!でのキーワード。 東大病院で医療過誤事件がありました。医療技術では最先端を誇る大病院です。読売新聞(06.19)によると、研修医による、麻酔ミスだということです。 全身麻酔をかけ、呼吸不全になったのだそうです。素人の私でも、麻酔による医療過誤は多発していること。全身麻酔をかければ、呼吸不全になることぐらいは知っています。 研修医の未熟を病院側も認めていました。 今回起こった出来事は深刻です。原因が、研修医の未熟、研修医訓練体制の不備、救急医療体制の欠如によるものだったからです。以前にも、研修医が起こした事故はありました。けれど、今度は日本を代表する東大病院で起こってしまったのです。 ARA!でとりあげた大病院のメリット、デメリットから引用・・・○緊急医療、先端医療、通常の医療すべてにわたって充実。 ●権威主義的、組織優先になりがち。 ●担当の医者がコロコロ変わる。 大病院の特徴でとりあげた内容が悪く出たもの・・これが医療過誤です。夜になると、担当医がいなくなり、研修医が一人で処置することが多いのだそうです。夜は最低の医療環境になるということです。(休日も) 実際、覚えているだけでも、横浜市立大学病院、都立広尾病院、大阪赤十字病院、など、すぐでてきます。(ため息)いずれも、超優良病院に上げられる病院ばかりです。その原因が、患者の取り違え、注射の間違い、指示した薬液量の間違い、麻酔の処置などなのですから。 【関連情報】 患者取り違え事件をうけて、検討されています。一般的なミス情報の報告活用さえ不充分。リスクマネジメントの研究は始まったばかり。アメリカには20年の遅れ。まさに寒~い状況。私達は凍死寸前です。医療事故管理部門のない病院がほとんどだそうです。まして、全医療施設のミスデータの共有などは無理でしょう。他の病院でも役立つデータは多いでしょうにね。これじゃー、医療過誤はなくならない。 (なぜ、この程度の内容を審議会でやらなければならないのでしょうか?時間だけ無駄にかけてる場合ですか。彼らには、あとで語句の定義でもやってもらえば、いいのでは・・・)気がついたのですが、審議会メンバーって病院選びのヒントになるのでは。そこで病院関係者を抜書きしました。 こういう風に、使われるとは誰も思わ ないでしょう。どう? |
登録日 | 2000/06/22 0:00:00 |
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