診療方針
平成１５年２月に開業させていただいて以来、受診しやすい、理解しやすい、実践しやすいの３つを基本理念として診療に当たっております。
　今日、食生活をはじめとする生活パターンの欧米化によって、疾病構造が大きく変化しつつあります。今や日本人の死亡原因は従来と異なり、トップが「がん」でそれに続くのが生活習慣病から来る脳血管障害（脳梗塞、脳内出血）と虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）となっております。

　これらの疾患が怖いのはもちろん寿命に関わるからですが、実は"生活の質"いわゆるQOL(Quarity of Life)を下げてしまうことが大きな問題です。豊かな老後のためには、これらの疾患とうまく付き合い、その進行を可能な限り遅くするということが目標となるわけです。

　がんについては高齢化とともにどうしても避けることはできません。
完全に発症を抑えることがはできないのです。まず大切なことは早期のうちに発見すること、そして二番目には適切な治療を選択することです。

患者さんへの一言アドバイス

胃腸の疾患、生活習慣病、がんを同じ視点でとらえ、予防と適切な治療、そしてそれらを実践するための情報の提供やお手伝いをしてゆきたいと考えています。胃カメラ、大腸内視鏡、超音波検査、ヘリカルＣＴ等で病気の早期診断、より正確な病状の把握を目指します。
　気になる症状がある方、検診で異常を指摘された方はお気軽にご相談ください。

専門分野における最近の傾向
ヘリコバクターと胃がんの関係はまだはっきりしておりませんが、総合的に考え菌陽性の方は除菌が望ましいと考えます。胃カメラでは鎮静剤を用い苦痛のない検査を心がけております。
　生活習慣病で大切なのは食事療法と運動療法です。具体的に継続してゆける方法をご指導します。

先生が推薦できる医師（病院）
さいとう胃腸科内科クリニック　　胃腸科等　齋藤　正行　先生
東京女子医科大第二病院　外科　　小川　健治（教授）　先生
高橋クリニック　泌尿器科等　　　高橋 知宏先生

その他
会社検診、人間ドックを割安にし、受けていただきやすくしています。
　産業医の契約もお受けしています。
　禁煙外来、ダイエットドック、がん免疫治療等の特殊外来を開始しました。肥満に対してのゼニカルやがん治療でのサリドマイド、セレブレックス、リンパ球療法等最新の治療のご紹介もしています。