治験とは〔厚生労働省HPより)
患者のための治験情報
健康な人を対象にした、ボランテア(有料)的治験も広く行われていますが、
ここでは、患者のための治験情報をまとめます。
化学合成や、植物、土壌中の菌、海洋生物などから発見された物質の中から、試験管の中での実験や動物実験により、病気に 効果があり、人に使用しても安全と予測されるものが「くすりの候補」として選ばれます。
この「くすりの候補」の開発の最終段階では、健康な人や患者さんの協力によって、人での効果と安全性を調べることが必要です。
こうして得られた成績を国が審査して、病気の治療に必要で、かつ安全に使っていけると承認されたものが「くすり」となります。
人における試験を一般に「臨床試験」といいますが、「くすりの候補」を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に「治験」と呼ばれています。
治験は病院で行われます。
治験を行う病院は、「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」という規則に定められた要件を満足する病院だけが選ばれます。
その要件とは
医療設備が充分に整っていること
責任を持って治験を実施する医師、看護師、薬剤師等がそろっていること
治験の内容を審査する委員会を利用できること
緊急の場合には直ちに必要な治療、処置が行えること
患者にとって、薬および医術の進歩に大きな期待がかかりますが、実際に使用されるまでには相当の時間がかかります。
現在の薬等では、回復が困難であれば、一刻も早く、新薬が待たれます。
現在治験は、条件を満たす多くの病院で、実施されています。
治験者になることにより、自分だけでなく、あとに続く患者の礎になることでしょう。
他人が、進めるものでもありませんが、選択肢として、知っておきたいものです。
治療は気管支を3つのブロックに分けて行われ、それぞれ約3週間空けて実施される。所要時間は1回あたり約1時間で、1〜2泊の短期入院で行われることが多い。
『気管支サーモプラスティ』は温熱療法なので患部を焼いたり切ったりせず、負担も小さい。一度の治療で効果が長期間期待できる」と医師は言う。
近畿大医学部の東田有智教授も「吸入ステロイド薬は副作用が出たり、しっかり強く深く吸えなかったりと患者によって個人差も大きい。『気管支サーモプラスティ』は薬でコントロールできない患者にとって新しい治療のオプションになる。海外の臨床試験データによると約80%に効果がみられた」としている。
神奈川県立循環器呼吸器病センター
(重症な喘息症状を緩和する「気管支サーモプラスティ療法」を開始しました)
日本呼吸器学会(アレア気管支サーモプラスティシステム適正使用のお願い
「治験実施情報」
●がんの臨床試験を探す
全国で行われている患者向け治験情報
●公的研究費を得て行われる医師主導治験の情報
こちらに掲載されている医師主導治験は、参加のための条件があります。また、医師主導治験は、まだ効果や毒性が不確実な治療法を評価するために行われているものなので、治験に参加される方ご自身に利益があるかもしれませんが、不利益もあるかもしれません。
[好きなように生活していると危ない糖尿病]
|
★新着登録・総合
|