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 マイクロソフト主催 中小事業所のIT活用セミナーから学ぶもの2   

会場でも、話題になったのですが、「想像してみてください、10年先の生活を」ということを、参加講師から一言ありました。これは、面白いテーマなので少し考えてみませんか?


マイクロソフト社主催の「中小事業所のIT活用実践セミナーが開催された。 私は、その中で、悩み解消IT座談会で、パネラー講師として参加しました。そこでは、直面する問題として4つのテーマが出され参加者を含めて活発な討議がされました。
  1. 何から手をつければいいか?
  2. 電子商取引の活用ができない
  3. 社内のスキルが足りない、スキルアップできるか?
  4. 相談できる人がいない。誰と相談すればいいか?
の4点が、徹底討論されてた。

前回は(1)の「何から手をつければいいか?」についての内容を書きました。今回は(2)の「電子商取引の活用ができない」についてまとめてみます。その前に、会場でも、話題になったのですが、「想像してみてください、10年先の生活を」ということを、参加講師から一言ありました。これは、面白いテーマなので少し考えてみませんか?
 皆さんも同ですか?10年先の生活が見えますか?「10年先は見えないな」という人が多い中で、「10年先は、今のSPEEDが、0又はマイナス」になっているという言葉でした。


「10年先は、今のSPEED(時間)が、0又はマイナス」

「人間的には、相変わらず忙しく仕事に追われているだろうな」ということに、多くの人は頷いていました。10年前も忙しかったが今も忙しい。ただ違いは、今は,儲からないことだと笑いを誘った意見もありました。


では、何が変わったかと言うと、「SPEED」「時間」だと思うわけです。見積をするのに、10年前は、1週間かかっても許された、ところが、今は、2日から3日でやらないと、相手にされない。業種によっては、1日しか猶予がないものもある。カタログ作成でも、従来3ケ月かかっていたものが、今は1ケ月とか、新商品開発でも1年のものが6ケ月でやらなければ、遅れをとってしまう。等々、周りを見れば、ほとんどのものが、スピードアップされている。


この点から10年先を、思い切ってみると、時間は、0時間、になっているのではないかと思うわけです。例えば、見積作成許容時間が0になったと言うことは、見積書は、依頼者自身が作ることを意味するのではないかと思う。


わかりますか、どういうことか。つまり、見積の情報は、公開されていて、依頼者が自分の要望を選択していくと見積額が決まり見積書が出来上がるということなのです。今までは、どちらかと言うと依頼者の要望を聞いて、会社に戻って、価格表をみて、力関係などの様子を見ながら調整して金額計算して、見積書案を作り、上司の承認を得て、これを数回繰り返して完成し、提出するという手順だったと思うんです。


この傾向は、すでに始まっていると思います。例えば自動車保険、自分の条件をホームページ上で入力すると、貴方の保険料は、いくら安くなります。といって比較された保険料が示されます。いくら特になるかまで、計算してくれます。日本では、価格交渉は、付き合いの深さによることが、多く、長く付き合ってきたからだれだれの紹介だからといったものが大きく支配してきましたが、これらの要素がどんどん低くなっていくと、上記のような、誰でも同じ条件での見積が実現するのだと思います。


そういくものと、いかないものは当然あるようにおもいますが、ほとんどのものは、公開されていくと予測されます。


「デスクロージャーが進む」

これからの10年は、デスクロージャーが進む時代ではないかと思う。今では、政府ほか公共性の高い分野のデスクロージャーが騒がれているが、これが一般産業の中にも広がってくるのではないか。ビジネスが、シンプルになっていくような気がする。暗闇の中で金額が決まるとなると。その過程が又複雑になるが、価格は、公開されるようになると、手順は、シンプルになる。

営業マンは、人間関係で、「貴方だけ」といった、殺し文句で商談をしていることも多いが、それもデスクロージャーされた市場の中では、大きな競争力にはならない。


「SPEED(時間)が0又は、マイナス」と書いたが、今までのは、SPEED(時間):許容作業時間が0を考えたものだったが、マイナスになるかもしれないという場合はどんなことが想定されるか考えてみると。


見積前に見積もるということは、予約かなと考えるとどうでしょうか?ビジネスのポイントは予約時代に入っているのではないか。つまり、顧客管理も十分に進むことが容易に想像がつくので、10年後は、お客が欲しがる前に、見積もることが常識になるのではないかと思う。これがマイナスの意味です。「10年先は、今のSPEED(時間)が、0又はマイナス」を考えると、10年先かどうかは別にして、これからのビジネスチャンスが見えてきそうな気がしませんか?
  • 意思決定SPEED(TOP、幹部)
  •  意思通達SPEED
  •  計画立案SPEEDと差異分析SPEED
  •  資金繰りSPEED
  •  製造SPEED
  •  部品調達SPEED
  •  受注発注SPEED
  •  納品SPEED
  •  回収SPEED

これはきりがありません。これらが0又はマイナスなるということは、どうなることか考えても損はないかもしてません。


「10年先はキーボードがなくなる」という意見もでました。キーボードがなくなるということは、ああこれを考えると又大変そう、でも面白いと思います。


今回、前段で、このテーマを取り上げましたが、以外に思白いので、長く考えてみました。(2)のテーマは次回に。ドタンバで、内容が変わるって、すごいですね。これも時代です。印刷物ならこうはいきません。


○自社のSPEEDの問題があり、改善したいことがある人は、メールで相談ください



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■マイクロソフト主催 中小事業所のIT活用セミナーから学ぶもの1
■マイクロソフト主催 中小事業所のIT活用セミナーから学ぶもの3
■マイクロソフト主催 中小事業所のIT活用セミナーから学ぶもの3
■マイクロソフト主催 中小事業所のIT活用セミナーから学ぶもの4


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