12.常時接続光通信の活用(2)/社内ネットワーク利用とIP電話 |
常時接続の時代に突入 光通信に対しての、ネットワーク利用についての質問が多くありましたので もう少し説明を加えます。 ○規模に合ったものを使いましょう システムは企業規模によって、大きく利用する機器装置及びソフトなどが異なります。小企業を訪問してよく感じることは、何でこんな立派な機器が入っているんだろう?ということです。 ネットワークでは、更にこの傾向が顕著です。まず、立派なサ-バーの存在です。ネットワークの核になるのは、確かにサーバーですが、立派なサーバーを使いこなしていないから問題に感じるわけです。多くは、デーラー、販売店などに進められるまま導入しているわけで、多くの責任はそこにあるわけですが、利用者側が、結局高いコスト負担をしいれられているわけで反省が必要です。 ○PCが10台以内なら、サーバーがなくても問題ありません。 説明の大前提として、小規模企業を対象に提案していますが、これらの起業における業務を考えると、ほとんど、サーバーを入れなくとも、ネットワークの構築が可能です。 現在のWINDOWSでは、PCにネットワークの機能を持っています。又セキュリテーもそれなりにカバーできます。PC同士を結ぶPC TO PCで、ネットワークを組み、どれか1つのPCをサーバー扱いとして、データベースなどの核にします。他のPCをクライアントとして、システムを構成すれば、もう立派なネットワークです。 ただ、注意が必要なことは、WINDOWSは、ご存知のとおり、突然のハングアップ(フリーズ)があります。そのフリーズ対策として、サーバー扱いするPCのOSは、windows2000、XPなどの、サーバーベース0Sの利用をお勧めします。 (理由) WINDOWS98はフリーズすると、再起動(一度電源を切る)しなければならず、このとき、このPCがサーバーの役割を持っていれば、ネットワークが中断されてしまい、他のPCの業務がダウンします。windows2000などは、全体がフリーズせず、たとえばワードのみが、フリーズし、PC全体はフリーズしないので、サーバー機能は、維持されます。 ○ネットワークでインターネットを使う。 インターネットが定額常時接続になり、利用の機会が急増しています。社内においても、複数のPCで利用したいという要望が高まっています。もっとも簡単な、利用方法を考えて見ます。 ○ 光通信一回線でPC複数台利用する 光通信は通常、電話コンセントから、(スリット)に入り、そして(光通信モデム)に入って、次にPCにつながる仕組みになっています。PC1台の場合は、このままでOKですが、複数台のPCで利用する場合、モデムとPCの間に、(ルーター)という機器が必要になります。つまり、(光通信モデム)(光通信ルーター)(PC複数台)ということになります。 ○ おすすめルーター ルーターにもいろいろあります。そして進歩していますので、次々に良いものが 出回るでしょう。でも待っているわけにも行かないので、今時点で、最良かな? と思うものを提案します。 ○光通信モデム内臓ルーター 100BASETポート付がいいです。現在無線LANの普及が目立ちます。予算があれば無線LANですが、基本セット4万とPCごとに2万(チョット高めに)程度かります。優先LANは、全体で3万程度。 (最近、ウイルスチェック付のルーターがでました。まだ確認していませんが、おすすめかもしれません) ○ つなげるPC台数により、(HUB)が必要になります。 光通信ルーターに、LANポートがついて居ますが、この数がつなげるPC台数になります。LANポートは、10BASETと100BASETがありますが、出来れば100BASETを購入します。(これは通信速度です)ルーターについているポートは3から5ですからそれ以上つなぐ場合、(ルーター)(HUB)(PC)の形になります。 (HUB)は、100BASETのものを買いましょう。5ポートで1万円程度です。 ルーターの設定については多くの問題が発生します。これらは次回に報告します。 今後、ITマガジンは、短めですが、回数を多くして、直面する課題に取り組んでい きます。 ◆ネットワーク利用で会社が変る 前回:11.常時接続光通信の活用(1)/ 光通信導入チェック 相談は 担当:篠山まで メールで ★ ★ ホームページアクセス向上相談受付中 ★ビジネスヒントの目次へ
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